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備前焼わかくさ店主のブログ

備前焼ネット販売店【備前焼わかくさ】を運営している店主のブログ。日々の出来事を書いています・・。

牡丹餅は贅沢!?・・

備前焼のこと

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瀬戸内海沿岸はまだなんとか雪は降らず・・。
明日も積もらなければいいんですけどね。

さて、今日は備前焼の事について少し。

まずは牡丹餅の景色はどうやって作られるかです。

牡丹餅は作品の景色に丸い模様がついたものです。
まるで牡丹餅を置いた後の様に見えることからそう呼ばれています。

牡丹餅という呼び名は長いので、普段はボタと呼ばれます。

牡丹餅の景色は画像の様に作品同士を重ねて窯詰めをします。

すると、


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重なっていた部分には灰や炭などが積もらず、丸い模様があらわれます。
今回は分かりやすくするためにお皿を重ねましたが、徳利や湯呑など上に重ねられるものだったらなんでもOKです。

ただ、作品同士がくっつくので、稲わらを敷いたり道具土と呼ばれる耐火度の高い土をせんべい状にして間に挟んだりします。


これは一度にたくさん窯詰めして効率よく焼くために昔の陶工さんがやっていたものです。

当時はいかにたくさんの作品を窯につめて効率よく焼けるかが重要だったんだと思います。
見た目の綺麗さよりも道具として使えることが一番大切な時代だったんですから・・。

当時は現代の窯詰めの様に、すべての作品にきれいな景色をつけるために空間を空けて重ねて置くという事は少なかったと推測できます。

現代の備前焼は昔に比べ、綺麗な景色をたくさん狙うために作品同士を重ねて窯詰めしています。
現代の牡丹餅の景色は、空間を利用した贅沢な窯詰めによって生まれています。


備前焼わかくさ