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備前焼わかくさ店主のブログ

備前焼ネット販売店【備前焼わかくさ】を運営している店主のブログ。日々の出来事を書いています・・。

ビフォーアフター・・

久しぶりの雨になりました岡山です。 気温も上がらず寒いですね。さて、今日は備前焼の事について少し。 備前焼は水にくぐらせるとどれだけ変化するのかについて。備前焼は乾燥した状態だと白っぽく見えます。 派手な景色がついていないものは特にこの傾向が…

牡丹餅は贅沢!?・・

瀬戸内海沿岸はまだなんとか雪は降らず・・。 明日も積もらなければいいんですけどね。さて、今日は備前焼の事について少し。まずは牡丹餅の景色はどうやって作られるかです。牡丹餅は作品の景色に丸い模様がついたものです。 まるで牡丹餅を置いた後の様に…

流れ胡麻・・

今日は備前焼の事について少し・・。備前焼の景色の中で胡麻と呼ばれるものがあります。 作品に降りかかった灰が解けて釉薬の様にかかったものです。胡麻をすりつぶしてかけ流したように見えることから胡麻と呼ばれています。この胡麻にも様々な景色があり、…

稲わらの凶器・・

朝晩は涼しくなりましたね。 快晴の岡山、まだやっぱり日中は暑いです。今回は備前焼の事について少し。 今日は備前焼を使う前にちょっと気を付けないと痛い目に合うというお話。備前焼はくっつきを防ぐために稲わらを作品に巻きつけます。 稲わらの部分が赤…

細工物ふたたび・・

雨の予報でしたが午前中は晴れておりました。 蒸し暑くなっていますね。さて、昨日の山陽新聞に細工物に取り組む備前焼若手作家の記事が載っておりました。 細工物は私の大好きなジャンルですので、こういった記事になるのは嬉しく思います。元々備前の土は…

徳利の乾かし方・・

連休の真ん中。 午前中に少し雨が降りましたが、そのせいか気温も上がらず過ごしやすいですね。さて、今日は備前焼について少し。当店でいつもやっている徳利の乾かし方についてお話ししたいと思います。徳利は口が狭く、内部がとても乾きにくいですね。 そ…

自然練込・・

今日も暑くなりましたね・・。さて、今日は備前焼の事について少し。横山直樹先生の自然練込について。 以前、まだら土についての記事で少しお話したことのある内容なのですが、あらためて記事にしてみたいと思います。 自然練込とは横山直樹先生の師匠であ…

コーヒーカップの数が少ないのは・・

今日も雨が降り始めました。 近所では小規模な土砂崩れが見られます。 店の先の通行止めも手つかずのようで、長引きそうとの事。 これ以上の災害が起こらないことを願うばかりです。さて、今日は備前焼の事について少し。 備前焼のコーヒーカップについてお…

電子レンジがダメなわけ その2・・

先日のブログの続きです。前回の記事へ⇒電子レンジがダメなわけ その1先日は電子レンジNGの理由を説明したのですが、今日は食洗機について。当店では食洗機もNGとしています。 NGと言っておきながらすみませんが、こちらに関しては今の所ほぼ大丈夫と…

電子レンジがダメなわけ その1・・

今日は備前焼の事について少し。備前焼を電子レンジにかけるのはOKかNGかについて。 この件についてはネット上でもいろんな意見が見られますね。今回は当店なりの考えを書いてみたいと思います。まず最初に当店の見解は『電子レンジNG』です。 当店で…

マスキングテープの実力・・

今日も快晴の岡山。 お出掛けしたくなるようなお天気ですね。さて、以前から仕事上で気になっていたものがプチ解消されました。それは備前焼ならではの悩みでして・・。備前焼は表面がざらついていてテープがくっつきにくい性質があります。 料理を置いてお…

はがれるカセ胡麻・・

備前焼の景色の一つ『かせ胡麻』。 カサカサの寂びた雰囲気が水にくぐらせると一変する店主おすすめの景色です。私は大好きなんですが、少々難点がある景色でもあります。このカセ胡麻は地肌から浮いた状態でくっついており、モノによっては爪で押さえるとポ…

窯だしの愉しみ・・

今日は窯だしの時の愉しみについてのお話を少し。備前焼は薪窯を使い焼成されています。 薪窯は電気窯のように毎回同じように焼成をコントロールすることはできません。よって同じ窯で備前焼を焼成しても、作家の窯の焼き方やその時の温度や湿度によって微妙…

炎芸術最新号は備前焼特集ですよ・・

晴れていますが相変わらず寒いですね。さて、炎芸術最新号が先日発売されました。 今回は備前焼特集という事で、私も買ってきました。当店の取扱い作家さんの伊勢崎紳先生、横山直樹先生、高力芳照先生が取り上げられており、見ごたえのある記事となっており…

引出・・

今日は備前焼の事について少し。備前焼の技法として定着しつつある【引出】。 今日はその引出についてちょっとご説明いたしますね。引出とは焼成中に窯の中から作品を取り出し、急激に冷却させる技法です。 胡麻が飴釉のようにやや透明に、胡麻がかかってな…

長方皿の使い方・・

今日は長方皿について少しお話を・・。 器の中でもなかなか扱いにくいと評判の長方皿。料亭などでは使い勝手があるようですが、一般のお家ではなかなか使いこなすのが難しいとのお声を聞きます。 お客様の中には焼き魚以外の使い道が無いと思っていらっしゃ…

備前焼まつり・・

朝から快晴の岡山です。さて、今月の17日・18日と伊部駅周辺で備前焼まつりが開催されます。毎年、10月に開催されているイベントで当店の取扱い作家も大勢参加しております。当店は参加しておりませんが、いつか参加してみたいと思っている備前焼の大…

田土と山土・・

明日で9月も終わり。 ついこの前まで暑い暑いと言っていましたが、一カ月経つのが早いですね。さて、今回は備前焼の事について少し。田土とや山土についてお話ししたいと思います。 どちらも備前の土には変わりありませんが、採れる場所が違います。田土は…

高台の切り方・・

【お知らせ】 明日8月31日(月)は岡山出張の為、実店舗を臨時休業させていただきます。 ご無理を申し上げますが、よろしくお願い申し上げます。さて、今日は高台の切り方について少しお話を。高台とは器の底にある丸い輪の事、器の足にあたる部分を言い…

備前焼作家の作品数を考えてみる・・

今日は備前焼作家の作品点数について考えてみました。作家が一生かけて作れる備前焼の作品点数ってどれくらいでしょうかね。これは作家さんの個人差もあるでしょうし、なかなか計算が難しいですね。では、一番わかりやすい方法で計算してみましょう。※あくま…

備前焼の価格、プライスレス・・

【夏季休業のおしらせ】 8月13日(木)より15日(土)まで実店舗をお休みさせていただきます。 期間中、メール返信および発送業務は通常よりも対応が遅くなります。 新着商品の更新は12日、15日とお休みいたします。 ブログの更新も11日より15…

伊勢崎紳先生のオフィシャルサイト・・

気が付けば7月も終わりですね。 暑い日が続いていますが、夏バテしないよう頑張ります。さて、当店取扱い作家さんである伊勢崎紳先生のオフィシャルサイトが完成したとの事でこちらでご紹介させていただきます。紳先生はお花好きでもあり、日々の花々を作品…

そば猪口をおすすめするワケ・・

7月も今週いっぱいで終わり、気が付けばもう8月なんですね。お盆を控え、急な来客でちょっと冷たい飲み物でも・・、という場面も増えてきますね。 普段、皆さんはどんな器で飲み物を出されていますか?夏だとガラスの器が主役といった所でしょうか・・。 …

儚い緋襷・・

今日は大雨、昨晩からかなりの量が降っていますね。 土砂災害などに警戒しないといけませんね。さて、今日は緋襷の事について少し・・。緋襷の色ですが、オレンジがかったり小豆色がかったり、還元をかければ金色に発色したりといろいろあります。作家の狙う…

桐箱の蓋の隙間・・

蒸し暑い日が続いていますね。昨日、お客様からの依頼で作った桐箱ができあがってきました。 この桐箱は食器用なので蓋の面積が広いタイプの桐箱になります。画像で見ると蓋と本体の真ん中に少し隙間が見えるのが分かりますか?ぴったりと合っていないので、…

葉皿の向き・・

先日、お客様よりこんな質問が、葉皿の向きってあるんでしょうか? その時は、葉皿にもいろんな形があり、その形の雰囲気によって正面を決めたらいかがですか、と答えました。 特に決まりはないと思いますよ、と。普段は葉皿の正面を自分の感性で決めていた…

目の眼 備前焼の里を訪ねて・・

今回は備前焼の特集が組まれている雑誌のご紹介です。目の眼という古美術系の雑誌で備前焼が特集されています。内容は骨董系の雑誌ですので古備前寄りに主に記事が書かれています。当店取扱い作家の渡邊琢磨先生も参加されている座談会は昔話からこれからの…

自然練込と黒練込・・

今日から9月ですね。さて、今回は備前焼の事について少し・・。 内容は横山直樹先生の自然練込と黒練込について。自然練込は横山先生の師匠である川端文男先生が確立された技法です。通常は土を精製し練って使用しますが、自然練込は土を練らず土が堆積した…

備前焼の燃料問題・・

今朝の山陽新聞朝刊。 当店取扱い作家さんの渡邊先生が参加しているプロジェクトの記事が掲載されていました。備前焼の良質の土が採れなくなったというのはよく聞かれる話。ですが、去年頃から赤松の割木が手に入らなくなったという話があちらこちらで聞かれ…

炎芸術 藤原啓・藤原雄特集・・

陶芸雑誌炎芸術の2014年夏号は備前焼の藤原啓先生と藤原雄先生の特集です。陶芸では唯一、親子で人間国宝に認定されています。啓先生は40歳から備前焼の作陶をはじめ、人間国宝まで登りつめた人です。そのおおらかな作風は啓先生ならでは。 また、雄先…

横山直樹先生の甕・・

梅雨明けして暑い夏がやってきましたね。さて、先日横山先生の工房へお邪魔した際に備前焼の甕の販売情報を入手してきました。 現在、大物作品は甕の制作に力を入れているとの事。物が物だけに気軽にお店に置くわけにもいかず、販売方法も先生の工房にあるも…

盃と杯・・

当店のホームページでは焼酎を呑む器に『焼酎盃』と『焼酎杯』の文字を使っています。これには特に理由があるわけではなく、作家の箱書きや納品書に記載されている文字をそのまま使うようにしています。盃と杯は同じ意味で読みも同じですので、作家の表現を…

備前飯碗、めし粒つかず・・

雨模様の岡山です。 今日も肌寒いですね・・。さて、今日のお昼は白蒸し。 黒豆がたっぷり入った白蒸しです。おこわは小豆が入った赤飯よりも黒豆の白蒸しの方が好み。 祝儀、不祝儀に関係なく、近所のスーパーでは毎日売られています。備前焼の飯碗におこわ…

銀三彩・・

最近、伊勢崎紳先生が取り組まれている銀三彩。 今日は銀三彩について少し・・。銀三彩は銀の下地に青、緑、黄の三色をのせたものです。 本焼きした備前焼に銀三彩を施し、再度焼成しています。元々、備前の土は乾燥から焼成までの土の収縮率が高く、効率よ…

飲食店向け備前焼の器使用イメージ(お寿司編)・・

今日は少し暖かいですね。 さて、今日は先日ブログにてご紹介した伊勢崎紳先生の飲食店向け器を実際に盛り付けしてみました。盛り付けセンスもなく、ただお寿司を並べただけですが・・。備前焼が素材を引き立ててくれているのが伝わるかと思います。見込みが…

窯変とは?・・

備前焼の景色の一つ『窯変』。 先日もお客様より、窯変ってどういった景色をいうのですか?とご質問が。窯変とはその名の通り、窯による景色の変化。 胡麻や桟切、緋襷など備前焼の景色はすべて窯変なんです。これを言ってしまうと、???になる方も多いと…

食器の桐箱・・

今日は一段と冷え込んでいますね・・。さて、今回は桐箱について少し。 備前焼の茶道具や酒器、花器などは、桐箱付で販売されることが多いのですが、食器には桐箱が有ったり無かったりします。茶道具や酒器、花器に桐箱がついているのは、昔から保管しておく…

飲食店向けの備前焼の器・・

寒い日が続いていますね。さて、今日は備前焼の器をご紹介します。 この器は伊勢崎紳先生が料亭や寿司屋など飲食店に向けて制作されたものです。特徴としてはフラットな見込みに胡麻の素朴な質感。 盛台として見せる料理にぴったりの形状です。 鋭角に仕上げ…

おすすめの備前焼図録・・

先日、ある作家さんに見せてもらった備前焼の図録。 それがかなり良かったので早速入手してみました。高知県立歴史民俗資料館発行の備前焼―薪と炎が織りなす土の美―。岡山県立博物館に所蔵されている備前焼の解説が丁寧に書かれています。なんといっても素晴…

かせ胡麻・・

先日、素晴らしいカセ胡麻の備前焼が入荷してきました。という事で、今回はカセ胡麻について少し・・。備前焼の景色の一つに胡麻があります。 胡麻とは灰が備前焼の表面へ付着し高温で溶けてガラス化したもの。 パッと見、釉薬をかけ流したようにも見えます…

みがき棒・・

台風の進路が南にそれたようですね。 雨の影響はあるかと思いますがまずは一安心です。さて、今日は備前焼について少し。備前焼は焼き締め陶。 窯出しの際、表面には薪を燃やした灰などが付着しています。指でこするとポロポロと落ちる程度のものもあれば、…

まだら模様の備前焼・・

最近、まだら模様の備前焼が多くなってきました。少し前までは珍しかったのこの技法ですが、若手作家さんが積極的に取り入れてスタンダードな技法として定着しているようです。このまだら模様、どのように出しているんでしょうか。元々、備前の土が堆積した…

土の表情・・

朝晩はめっきりと涼しくなりましたね・・。今日は久しぶりに備前焼の事について。 しかし、普段の内容は何のブログか分からない状態ですね。備前焼には胡麻や桟切、緋襷などの景色があり一番の見どころとなっています。 一番わかりやすいので仕方のない事な…

フランスで魅せる千年の技・・

当店取扱い作家さんの小橋順明先生が参加されているプロジェクトのドキュメンタリーが昨晩放映されました。備前焼作家がフランスで窯築いて作品を焼成、その成果発表としての個展開催まで。約2ケ月半、フランスに渡ってのプロジェクトです。テレビからは備…

備前焼を世界へ・・

当店取扱い作家の小橋順明先生が先日フランスより帰国されました。フランスで備前焼の穴窯を築窯して作品を焼成するというもの。 フランスでの成果発表も大盛況だったようです。今朝の山陽新聞朝刊にその内容が詳しく掲載されていました。 日曜深夜には地元…

沓・・

備前焼の酒呑や茶碗の名前に入っている『沓』。どう読むの? とか、どういう意味?という問い合わせが最近多いのでちょっとご説明を。沓は『くつ』と呼びます。意味は、現代でいう靴の事です。 現在は『靴』で統一されていますが、昔はくつの事を『靴』、『…

左馬って?・・

今年に入り伊勢崎競先生が新しく穴窯を築窯されました。現在、その作品が入荷していますがその中に左馬の作品があります。 今日はその左馬について少し・・。左馬とは、馬と言う字を左右さかさまにした文字を備前焼に入れます。 これは新しく窯を築いた時、…

陶印がない?・・

【おしらせ】 明日、8日は午前中お休みして伊勢崎紳先生の陶展へ行ってまいります。 毎週水曜に行う新着商品の更新は9日(木)に変更させていただきます。 ご無理を申し上げますが、よろしくお願い申し上げます。先日、陶印のない備前焼を買ったのですがど…

備前焼の陶印を調べるには・・

今日は備前焼の事について少し・・。ほぼすべての備前焼には作者を判別するために印が入っています。これによって誰の作品か分かりやすくなるのですが、記号や略字が使われていて印だけでは判別できないことが多いんです。誰が作った備前焼か調べたい方も多…

備前焼ものがたり・・

【緊急のお知らせ】 明日21日(金)14時以降ネット個展打ち合わせの為、留守にいたします。 ご無理を申し上げますが、よろしくお願い申し上げます。 先日、備前焼に関する本が山陽新聞社さんから発刊されました。題名はズバリ『備前焼ものがたり』。前編…